主要製品紹介
ウォーターポンプをはじめエンジン、シャシー、トランスミッション用部品などのさまざまな自動車用製品を生産しています。
世界の企業へ優れた機械加工技術・組立技術を提供しています。
■ウォーターポンプ Water Pump
発熱したエンジンのクーラント(冷却水)をラジエーター(熱交換器)に送り出し、循環させる役割を持ちます。ラジエーターで冷やされたクーラントは再びエンジンに戻り、エンジンを適正な温度に維持する重要な部品です。
久保田鐵工所では流体解析を駆使することにより、高効率・高信頼性・低コストのウォーターポンプを開発(設計~試作評価)・生産しています。
ウォーターポンプの開発に実績を持ち、新素材、新加工の技術により、大幅なコスト低減が提案できます。
又、自動車部品の機械加工技術、組立技術と独自のシステム化により優れた品質とローコストで生産可能です。
■流体解析を駆使することにより、高効率なウォーターポンプの設計を可能にしています。
■3Dプリンタ
■ウォータポンプ組立設備
■ドライブシャフト Drive Shaft
エンジンからトランスミッション(変速機)へ、そしてデファレンシャルギア(差動装置)へと伝えられた動力を、最終的にタイヤへと伝える働きをします。
エンジン搭載方式や駆動方式によって様々なタイプがあり、中空化した軽量シャフトも生産してします。
久保田鐵工所では切断加工した鋼材を、ロボットによってNC旋盤、NC転造盤、高周波焼入機、塗装機へ自動搬送し生産します。
■塑性加工技術 Forming Technology
■中空シャフト成形 Hollw Shaft Forming
当社開発の4軸旋盤を使うことにより、大幅な工程短縮が可能となりました。
■ドライブプレート Drive Plate
エンジン動力をトランスミッション(変速機)へ伝える部品で、エンジン始動時にも使用されます。
久保田鐵工所では日・米・欧で特許を取得した当社独自の製造方法で、抜群の耐久性と精度向上によるクランキングノイズの低減を実現しました。
また円板とリングを溶接する従来工法と比べ約30%製造コストを削減しました。
■従来工法と比較したメリット
コスト低減
ギヤ精度向上によるクランキングノイズ低減
■従来工法
円板とリングギアを溶接
■増肉工法
板厚2.6mmの円板周辺を10mmに増肉しギアを成形
■樹脂インペラー Plastic Impeller
ウォータポンプに取り付けられる部品でインペラーの回転により、遠心力でクーラント(冷却水)を外周に押し出し、循環させています。
久保田鐵工所ではダイ・スライド・インジェクションの成形法を用い、樹脂流動解析及び流体解析技術を駆使した世界初のウォーターポンプ用シュラウド付きインペラを実現し、軽量・高効率化とコスト低減を可能にしています。
■横型射出成形機
■縦型射出成形機
■樹脂成形技術 Plastic Molding Technology
ダイスライド・インジェクション Die Slide Injection
ダイ・スライド・インジェクションの成形法の特徴である、金型内で2部品を射出成形し、その成形した2部品を融着する技術を活用しています。